変動相場制です。

変動相場制とは、通貨を為替レートによって変動するマーケットの需要と供給に委ねる制度のことを言い、フロート制とも呼ばれています。
変動相場制の歴史はまだ30年程度に過ぎません。
長い歴史の中で30年というとまだまだ新しい制度です。
そのため、様々な問題が発生し何度も崩れかけそうになった制度ですが、最近ようやく安定を見せ始めました。
変動相場制覇、市場で通貨の交換レートが決定されます。
中央銀行が市場介入による為替レート操作を行う事もあるため、完全に自由なフロート制とはいえない面もあります。
ドル、ユーロ、円など世界の主要通貨は全て変動相場制が適用されていますが、経済基盤の弱い国や不安定な国が変動相場制を導入すると、ちょっとした事件によって通貨レートの動きが変わってしまうため、そのためにさらに経済状況が悪化する例も少なくありません。
しかし、国内ではなく国際的な面において、この変動相場制は収支の不均衡を自動的に調整してくれる機能があるとされています。
貿易収支が赤字に行き過ぎた場合、円安ドル高に推移しますよね。
その結果、輸出が増えて輸入が減るので貿易収支の赤字は解消されるという風に自動的に調整されることになります。
国内の経済状況がある程度安定していれば、この変動相場制は国際的な観点からみると大変有利な制度ということになりますよね。